ペンを回す梟

fukrou in JEB 主にペン回し

梟が平成を振り返る

平成最後の記事は、私がペン回し界隈に入ってから感じたことを書いていこうと思います。自分語りとなるとデスマス調で書けなくなるのはご了承ください。そしてめちゃめちゃ長いです。

(それ以前はこちらの記事に書いてあります)

 

事の始まりは2017年12月某日、受験が一段落したこともありTwitterのペン回しアカウントを作成。自己紹介と共に動画を付けて投稿したところ思ってた以上の反響が…当時から憧れだった方々からのいいねやRT、フォローなど驚くばかりだった。ジャペンのインフィ二ストであるBeigeさん、ippeiさん、Reamteaさんが反応してくれたことへの喜びは今でも覚えている。

驚きはこれで終わりではなかった。ある日Twitterで初めてのDMが届く。内容を見てみると、私がペン回しを始めた当初から憧れていたHALさんからCV(おp39th)の招待の連絡だった。初のJEB公式CVということもあり気合いマシマシで望んだことを覚えている。

2018年に入り、特に印象に残っているのは0+ the FINALへの出演だ。夢だった0+シリーズへの出演が叶い本当に嬉しかったし、注目されていたCVだけあり私の知名度もかなり上がったことを覚えている。その後もTakanさんの作品やVAINさんの作品などの大型CVに出演できるようになり少しづつ自分の回しに自信を持つようになる。

 

また、初めてオフ会(ペン回し教室)へと足を運んだことも強烈に覚えている。人生で初めて自分以外のスピナーと交流し、ガチガチになりながらも皆さんが良くしてくださったことは一生忘れない。中でも隣の席がiroziro さんだったことやNemuriyaさんとchickenさんが話しかけてくれたことは今思い出してもすごいと思うしニヤニヤしてしまう。その後も何度もオフ会に足を運ぶようになったが、そこで思い知ったのは「ウマコテの皆さんのペン回しへの意識の高さ、人の良さ」だ。皆さんと関わっていく中でTwitterYouTubeの動画だけだと伝わりきらないほどの熱意や情熱を持っていて、常に研究を欠かさず行なっているということに驚くと共に、自分と通じる何かを感じてどこか嬉しい気持ちもあった。また向こうから声こ掛けて来てくれたりこちらの質問に対して親身になって答えてくたりなど人としても尊敬する部分が多くあった。この頃からペン回しの上手さでは劣っても熱意だけは負けたくないという気持ちが芽生えた。

 

そしてその熱意をさらに加速させたのはJAPAN CUP2018だった。初めて会った同期のKobaton君に「一緒にやらね?」と誘ってもらう。Twitterで参加希望してくれたクビチョンパ君、🐙君、チームへの招待に快く応じてくれたSpica君、yua君の4人を加えROOKIES9を結成。チーム内でアドバイスをし合いながら皆で手を取り合って戦った結果、なんと準優勝することができた!99年度の強さをペン回しに見せつけることができたと共に同期の大切さを強く感じることが出来た。

 

夏休みはペン回しイベントに捧げた。夏の陣ではTwitterでやりとりを続けていたReamteaさんとやっと会えたり、憧れであるNoelさんや泥牛さん、slofisさん、ayaNoさんなど数多くのスピナーと交流が出来た。中でも同期との絆がより一層深まったと思う。チームメンバーのyua君を始め、今やリア友の様な付き合いをしているRai君、Raven君、JCで猛威をふるったSonoda君との出会いはかなり大きかったと思う。初めて会ったはずなのに旧友にあったような不思議な感覚で一緒にいて本当に楽しかった。ペン回しがなければこんな出会いはなかったかもしれないと考えると感慨深い。

Editors’18 も自分の中ではかなり大きな出来事だった。全部で6作品が公開されたが、なんと全作品への出演が叶ったのだ。そしてBeigeさんmindさんからも良い評価を頂くことが出来たことも嬉しかった。

 

夏休みもおわり、JapEnへの挑戦が本格的に始まった。(以前にも書いた気がする…)

0+への出演が叶ったあたりから「本気でやればJapEnも夢ではないかもしれない」と思い始めそれ以来常にJapEnを意識していた。13の曲aheadを通学中欠かさずに聞いて意識を高める日々、れんちゃさんのパートで「もしここで自分が出ていたら」と思いを馳せる毎日が続いた。

周りのスピナーからは「梟さんは招待されるでしょ」と言われ、自分でもここまでやったなら有り得なくはないかもと正直思ってはいた。そして本当にitezaさんから招待のDMが届く。驚いたと共に本当に嬉しく光栄だった。itezaさんや期待してくれる皆さん、そしてここまで頑張ってきた自分を裏切りたくないという思いとJapEnに出ている自分を見たいという気持ちがより一層強いものになった。

 構成から撮影は本当に過酷だった。正解が分からないまま構成を組んだり全然成功しないFSを撮り続ける不安はかなり大きいものだった。気持ちに実力が追いつかないのはこの事だと痛感、不安な日々を過ごした。それでもitezaさんから頂けるアドバイスは本当に心強かった。自分では良いかどうか分からなくてもitezaさんが言うのであれば大丈夫だろうという信頼の元、自分史上最高に努力を重ねた動画を提出した。

 

そして前夜祭&JEBfes

前夜祭ではCVでなんと優勝してしまう。itezaさんVAINさんの審査から1位をもぎ取れたのは自分の中でも大きな自信となった。

そしてJEBfes。ビンゴやSOY(総合5位、ルーキー部門1位でした、ありがとうございます!)で盛り上がる中やはり気になるのはJapEnの先行公開。公開が近づくと共に吐き気が襲うもアドレナリンパワーでなんとか乗り越える。

そして運命の時を迎えた。Malimoさんの登場で会場のボルテージは一気に上がり始める。99年度の🐙君の登場、この時はいなかったが隣にいたら号泣しながら抱きついていたと思う、そのくらい嬉しかった。aoneko さん→oZoneさん→Lakuさんの完璧エモエモ配置に感動を覚えるのもつかの間エニスさんの圧倒的なFS、あやのさんたかんさんのベテラン勢に湧き上がる会場。そしてNextmuriyaさんの登場で1番の盛り上がりを見せる。後ろにいたNemuriyaさんと喜びを分かちあったことは今でも鮮明に覚えている。SOY1位Airiさん、復帰からここまで駆け上がったBSさんの登場に会場の盛り上がりは留まることを知らなかった。

そしてやけに見慣れた動画が目に映る。私の登場だった。湧き上がる会場、傍にいた皆さんからの賞賛、大画面で躍動する自分の姿、とうとう夢が叶ったのだ。感情が爆発した、涙が止まらなかった。この瞬間が人生最高の瞬間であることは間違いないだろう。

そして確固たる実力を見せるけたVAINさん、ペン回しに新たな可能性を感じさせるKayさんの立ち回し。あっという間の4分半だった。

本公開はRaven君、Lakuさん、oZoneさん、aonekoさんと待機通話をして見届けた。この5人は先行公開を見た組だったのでネタバレの心配もなくとても盛り上がった。公開後は5人もいるのに元動画を上げてから30分くらい誰も話さない沈黙の時間(リプ返タイム)があったのが地味に面白かった。通話が終わった後の午前3時、1人で流した涙も忘れることはないだろう。自身の動画を見返すと撮影の苦労などが頭をよぎり、「よく頑張ったな」と自分自身に声をかけてあげた瞬間涙が止まらなくなった。

 

年も開けて2019年、新年会で多くの方と話す中で自分の目指すべき回しが見えてきた気がした。多くのウマコテの皆さんの意見を聞いて私の動画が好評だった理由がわかり今後のFSでも取り入れようという意識が強くなった。

CVは「終わる世界のアルバム」「Extravaganza」への出演が叶った。どちらも反響が良く、去年のFSよりは質が上がったと思う。

また、自分を慕ってくれる後輩との絡みも多くなった。ペン回しとラブライブという共通の趣味を持つfear君、住んでいるところがめちゃめちゃ近いWabi君、通話の度に来てくれるcanna君とは特に仲が良くなった。それまでは後輩慣れしていなかったが彼らのおかげでだいぶ慣れてきたので感謝しなければならないと思っている。

 

一応時系列的には書きたいことは書き切った。先程も書いたがペン回しに出会わなければここまで多くの出会いはなかったと思う。オフ会で技や構成について語り合ったり、憧れのスピナーとお互い「ファンです!」と握手を交わしたり、世界チャンピオンとJapEn常連スピナーと一緒に電車に乗ったり、オフラインイベントのカメラマンに抜擢されたり、スピナーと一緒にラブライブのライブに行ったり、カラオケに行って歌ったり騒いだり、通話で馬鹿みたいな話や下ネタで笑いあったり出来るなんて思いもしなかった。大学に入って彼女の1人もできなかったが胸を張ってこう言える、「ペン回しに青春を捧げてよかった」と。ペン回しに全力で向き合ったから、そして関わって下さる皆さんがいるからこの言葉が言えるのだと思う。

 

これで終わりです!長かった…ジェブフェスの先行公開を思い出していたら本当に涙が出てしまいました笑。ここで名前を挙げられなかった皆さんにも本当に感謝しています。そしてこんな読み辛い文章を最後まで読んでいただいてありがとうございます。

令和になっても皆さんよろしくお願い致します!!!

 

ありがとう平成!!!!