ペンを回す梟

fukrou in JEB 主にペン回し

IN THE DUSK 制作後記

こんにちは、fukrouです。

今回はIN THE DUSKの編集後記的な記事となります。まさか私が編集後記なんて書く日が来るとは思わなくてシンプルにびっくりしてます…。

コツコツと書いてはいたのですが全日本ペン回し選手権の審査の都合やCVの撮影などでバタバタしており中々この記事の執筆が進みませんでした。ようやくひと段落して書き終わったのでこのタイミングでの公開とさせていただきます。文章めちゃくちゃですがメモ代わりとして記録に残しておきます。

(例のごとく誤字脱字の嵐と思われますので見つけたらご指摘ください、随時直します。)

 


まだ見てない方はこちらから

youtu.be

 

 

 

 

【目次】

はじめに

出演者の方々への感想

審査について

編集について

反省点

制作のきっかけ

最後に

 

 

 

 


【はじめに】

この度はIN THE DUSKを見ていただき本当にありがとうございます。Twitterにてお褒めの言葉や感想を見つけるたびにニヤニヤしております。感想めっちゃ嬉しいので是非ブログや引用リツイートだったり#JEBCV、リプライ、DM、YouTubeへのコメント、直接でもなんでも良いのでお気軽に感想言っていただければ嬉しい限りです。

そして何よりも動画を提出して頂いた皆様、快よく出演を快諾してくださったゲストの皆様、今作の制作に尽力して下さったWabi、fumiyaさん、そして長きに渡り厳しくも的確なアドバイスを続けてくれたMELには本当に感謝の言葉しか出てきません。本当にありがとうございました。

ありがたいことに「プレイヤー」としてはある程度名が知れてるかなと思っていましたが、「編集者」としての実績は0だったので正直動画が集まるかすごく不安でした。しかし、蓋を開けてみれば50本近くもの動画が集まって本当にびっくりしました。本当にありがとうございます。

 


あとこれだけ言いたかったのが、本作品は全日本ペン回し選手権とは全く関係なく、私fukrou個人としての活動です。ただ、本作品に出してくれた方の中にIN THE DUSKの動画を使いたいという方がいる可能性を考えて大会エントリー直前の公開とさせていただきました、ご了承下さい。

 

 

 

 

【出演者の方々への感想(以下敬称略)】


obje

動画来てびっくりしましたありがとうございます。恐らく復帰作ということで(編集遅すぎて納豆さんに先越されてしまった申し訳ありません)気が引き締まる思いで編集しました。随所で見られるピボットやウィンドミルの入れ方がオシャレすぎる…あとこの人の2軸の吸い付いてる感じめっちゃ好きなので見れて嬉しかったです。

 

Nanafushi

若手ホープ枠を堂々と勝ち取った方。最初順回転統一と気が付かなかった程の密度の濃さや完成度の高さ。何より締め前のジャパモ何度見ても理解出来なくて草、凄すぎ。アングル真上なのもいつもと雰囲気変わっててポイント高かったです。JC2021辺りから技が丁寧で素敵だなとは思っていましたが、ここまで実力を伸ばしてくるとは思いませんでした。(ここだけの話、結構な実力者達をごぼう抜きしてこの枠を勝ち取ってます)今後のご活躍に期待しております。

 

kudo

始動の2バクリバからシャドウで下がるの上手すぎるだろ!構成はいつもよりあっさりしてるけど環境や持ち前の完成度で貫禄出てて好きでした。締め前のそにひねじゃなくてパスで下がってジャパモしてるのも渋くて好きです。あと感想読みました、ああやって記事にしてくれるのありがてぇ…(ライズPC版買ったのでキャリーして下さい…)


Padrace

海外特有のインパクトの高さと完成度重視のJEBスタイルのいいとこ取りって感じがしてナイスでした。34ブンブンからガクンって落ちるところヤバ。締めもパド感(何語)あって好きでした。(立ち回しもめっちゃ好きです。)

 

mawashizuki(ゲスト)

キレッキレの回しと適度な複雑技で見ていて気持ち良い…15のグワんってヤツで完全に心持ってかれました、あれ上手い人中々いないので凄い。てか指綺麗すぎん?HALさんとかSlofisさん、VAINさんあたりの世代の人たちのいいとこ取りみたいな感じがして個人的にブッ刺さりました。個人的には高画質の環境も見てみたい所ではありますがこれはこれで雰囲気出てて好きです。

mawashizukiさんは復活イケイケ枠としてお呼びしました。動画提出も公募含めて1番早かったり、こちらからの連絡に迅速に対応して下さったりと本当に助かりました…僕がザコテだった時代から上手くてファンだったのでこうして関わることが出来て嬉しい限りです、本当ありがとうございました。(カタカナ表記出来なくて申し訳ありませんでした…)


kiwi

動画一目見た瞬間あのパートに決まりました。一見シンプルな構成ながらも随所の技が「そこからそういくん!?」みたいな所があって惹かれました。あとこの人しか出せない雰囲気みたいなのがめちゃくちゃ出てて好きです。締めで音ハメするの気持ち良すぎだろ!歴代のkiwiさんの動画の中でも1番好きでした。

 

Airi

滑り込みでめっちゃいい動画来て草。Twitterしょうもないけど上手い…悔しいけど上手い…悔しいけどファンです。内容は歴代の動画の集大成みたいな感じがして好きでした。新規性みたいなのはいつもより少なかった気はしますが、この人にしか無い技術だったり雰囲気がバチバチに出てて流石だなと思いながら編集してました。あと曲と合いすぎててびっくりしました。

追記:結婚おめでとうございます!

 

Nk

ペン回しが上手い…この土俵で戦えるひとこの人しかいないでしょ…って感じです。ウィンドミルの使い方はもちろん前後の繋ぎのパスやガンマン等の完成度がカンストしててやばい(語彙力)。素のペン回しに魅力があるの素晴らしすぎる、ファンです。畳み掛けなくても締め上手いのこの人の十八番みたいになってるのずるい。

 

TUv4

マジで何やってるか分かんないけどそれが嫌という感情ではなくむしろ魅力的すぎるの凄い。何でそんな動きするんみたいな技多すぎて個性の塊と言わんばかりの内容でした(抽象的ですみません凄くて好きってことが伝わればOK)。傾けカージオイド(DatFで彼がやってたやつ)しないみたいな裏切りあるのもすこ。あとレックストリックやって許されるの今この人だけだと思います。突然動画来てめちゃくちゃテンションブチ上がりました。今年めっちゃCVとか大会出てて勢いを感じます、応援してます。

 

AiMo

AiMoのペン回し気持ち良すぎだろ!初見時はいつもより控えめかなと思ってみてたのですが、見れば見るほどこの技良い〜見たいなところがゴロゴロ出てきてやっぱこの人すげぇと思いながら見てました、深いペン回しとはこのことだなと痛感しました。特に23-12シャドウからリバースしないで23キャッチ→FLリバースのところが好きでした。完成度もカンストしてる上に彼にしか出せない技運びというか節みたいなのが爆発してるのも好き。てかめちゃくちゃ音にあってるのも気持ち良すぎだろ!JEBの教えの賜物だな!

 

eban(guest)

好きーーーーーーーーーーーーーーーーーー。この人しか出来ない上品さというか美しさみたいなのが全開ですこすこのすこ。締め前の切り返しがめちゃくちゃリズム作ってて気持ち良かったです、あと曲に鬼のようにハマったのも好き。結婚指輪がここぞとばかりに輝いてるのも好き。あとムンズ回してくれたの嬉しすぎました…2014辺りのキッズの頃の記憶が蘇って感情になりました…。

レジェンド枠としてお呼びしました。他にも呼びたいレジェンドの方々は一杯いたのですが、私のペン回しの価値観を大きく影響を与えたり、他にも様々な所でお世話になっていたのでebanさんにお声掛けしました。二つ返事で受けて下さって流石に涙出ました…。お仕事やご家庭等お忙しい中本当にありがとうございました。

 

mir

動画来た時五度見はしました。ガチで上手すぎて失明しました…。スリップドソニック、チャジガトなど代表的な技はもちろんのこと、伏せパスで下って4ソニの部分等そのコンボなんで映えてるんだみたいな所しかなくて凄い。締め前のラダーとか職人芸でしかない…全てが上手い…言葉には表し切れない魅力がありすぎて最高でした。動画提出していただいて本当に嬉しかったです、ありがとうございます。

 

iroziro(guest)

ペン回しが上手い、圧倒的に上手いと感じざるを得ない動画でした。MELと「吹き飛ばされるな…」と言いながら編集していました。圧倒的完成度は勿論、3シャドウ→ジャパモからの切り返しだったりムーンウォークシメトリカルイースソニックリバース(何語)等中盤サラッと凄いことやってるから必見。あと締めの裏切り方好きすぎる、構成も段違いで上手かったです。

色白さんは現役最強枠としてお呼びしました。ガチで最強動画来てひっくり返りました。動画が来る前は歴代のCVを見ると色白さんトリが結構多かったので正直なところトリはありきたりかなとも思ってましたが、圧倒的な動画を前にそんなこと言えなくなってしまいました、すみませんでした。また、トリに置いたのも身内贔屓でも何でもありません。仮に色白さんと身内じゃなかったとしてもトリに選んでいたと思います。

本当にいい動画ありがとうございました、またラーメン連れ回して下さい奢ります。

 

 

 


【審査に関して】

出演者を決めるにあたって2段階の審査を行いました。

1段階目が得点を付けずに第一印象で合格・保留・不合格を選別。

2段階目に合格・保留の方々を対象に環境、完成度、構成、独自性の4項目で点数を付けて審査しました。

審査結果が気になる方やご意見・不服等ある方はご連絡いただければ結果や個人的な感想は教えられるかと思います。


審査していて感じた事は、動画のレベル高すぎん!?と感じました。今回合格した方々の動画は見れば一目瞭然だと思いますが全員めちゃくちゃ良い。

また、惜しかった人達が結構いたのも印象的でした。合格ライン付近で5人くらいで拮抗しててめっちゃ頭抱えながら審査していました。尺があったら使いたかったです…

 

 

 

 

【編集】

本当はしっかり文章組み立てて書きたかったのですが、ただでさえ文章力がないのに加えて編集で燃え尽きていたり全日本ペン回し選手権大会の審査等時間もなさそうなので箇条書きみたいな感じで書いていきます。

 

先ず、編集する上で意識したことは

・今の私の技術、知識で最高のパフォーマンスを出すこと

・背伸びをしないこと

・あからさまなパクリをしないこと

・作品の雰囲気を崩すような表現を選ばないこと

・デザインや動きの基礎は最低限おさえること

・自分の芯は通すけど変なプライドは持たないこと

・MELの教えは絶対


上記のことをを念頭に置きながら編集しました。(デザイン面でMELがかなり指導してくれたので本当に頭が上がらないです)


あとタイトルの意味は「薄暗がりで」とか「夕闇に」と言った意味です。これにした理由としてはキービジュアルの世界観がこれとぴったりだったのと、曲名が「Cafe in a dusk」だったのでそこから引っ張ってきました。

 

以下やりたかったことです。

 


【全体】

・実写×ペン回し

→ペンスピ映像編集者最強のLotusさんや数々の名作を生み出してきたJoshinさん、Juliaさん、fumiyaさん、独特の世界観を持つMiyanaさん、同期かつJapEn編集者のMEL、若いにも関わらず勢いのあるWabiやTUv4さんなど編集コテが沢山いてなおかつそれぞれが強烈な個性や武器を持っている中で、編集ど素人である私にできることかつまだ手つがずな領域はなんだろうと考えた結果、結果一眼レフを使った撮影に行き着きました。野鳥撮影である程度カメラの使い方や構図のいろはみたいなのはなんとなくわかっていたのでそれが役に立ちました。


・音ハメ

編集だけで魅せれる技術がないことは私が1番よくわかっていたので、音楽とペン回し、コテ出しのタイミングには最新の注意を払いました。OPの歩くカットではドラムのスネアに合わせて文字が変わるようにして、沢山ある私の役職をドラムのフェルインに合わせて表示する事で音ハメを意識。本編もフレーム単位でトランジションのタイミングやコテ出し、スケール等を調整して見ていて気持ちの良い映像になるように意識しました。奇跡的に音にハマってるFSが多すぎて気持ち良すぎだろ!となりながら編集してました。

また、高校〜大学でドラムやってたのも地味に役に立った気がします(簡単なビート叩けるくらいで全然できません)。リズムの理解だったり音ハメとかで役に立った気がしなくもなかった感じ?でした。

 

・カラーグレーディング 

言い換えると色調補正です。各々の動画を好き放題いじってしまってごめんなさい。先ず元動画が見やすくなるように明るさやホワイトバランス等色々いじって、その後に色を乗せて全体の色調を統一させました。ちなみに今回のテーマカラーはオレンジです。

 

・玉ボケ

一眼レフの醍醐味と言っても過言ではない玉ボケをなるべく使いたいなと思い随所で使用しました。それに合わせてライトリークスにも玉ボケのようなものを入れたりして世界観の統一を図りました。

 


【OP】

素材撮影

見切り発車でロケハンを重ねてたら無茶苦茶時間がかかってしまいました。頭を抱えていた中、fumiyaさんに助言を求めてそこで頂いたアドバイスをもとにストーリーを組み立てて絵コンテ書くという工程を経て、ようやく今回の構想に行き着きました。カメラ性能の限界を感じながらの撮影でしたが、Wabiが手伝ってくれたおかげで良いopができました感謝。ジンバルとWabiさん神、映像用のカメラ機材一式買います…。あと今回は私がモデルをやりましたが、撮影側の人手を集めるのに苦労したので次は私が撮る側に回りたいと感じました。

 

実写のトランジション

なるべくシンプルなものが良いかなと思い普通のカットを多用。それでも派手すぎないけど凝ったことはしたかったので私の体でのマスクトランジションに挑戦してみました(ウケが良くて嬉しかった)。op内の私のオーダーはなるべくつなげるようにしてシンプルなカットでも要素としては繋がっているように見せたつもりです。

 


【本編】

テキストアニメーション

ドラムが印象的な楽曲だったので、シンバルに合わせて広がったり弾けるようなイメージで統一しました。ちなみにアニメーションのほとんどが不透明度、位置、スケール、字送りで成り立っています。

 

本編トランジション

スケール、位置、ライトリークスがほとんど。選択肢は他にも沢山あったのですが、今回はあくまで実写メインだったのであまり派手すぎずオシャレなものを選んで行った結果こうなりました。ズームインズームアウトや位置のトランジションは初心者感が出ないようイージングはかなり試行錯誤を重ねました。(余韻長めのイージングが私の好みらしい)


さりげないシェイプモーション

ゴリゴリのシェイプモーションをやる技術がなかったのと、あくまで実写やライトリークスなど雰囲気重視の作風だったので世界観を大きく崩さないように、さりげない線や円のアニメーションを採用。円はkiwiさん、線はマワシズキさん、あいりさん、NK、TUv4さんのカットで使用しました。

 


配置の意図

スマホからobjeさんマジ!?でつかみ(俺の編集遅すぎるせいで納豆さんに先越されて膝から崩れ落ちた、納豆さんは全く悪くなくて全部俺が悪い)

・若手枠でななふしさん出して盛り上げる

・久遠さんパドレイスさんで面子の補償感を出しつつ盛り上げていく

・ マワシズキさんのキレキレの疾走感ある回しでPart1の盛り上がりのピークを演出

・kiwiさんあいりさんで落ち着かせながらも技術の高さに浸ってもらう

・Nk、TUv4さんの最強対象ペン勢でラスサビへの期待感を煽る、これラストちゃうん!?みたいな感じ

・音ハメでラスサビへの盛り上がりの助走

・アイモさんで盛り上がり爆発からのebanさんでさらに盛り上げる

・落ちサビでうちもさん出してブチ上げる。

・最後は色白さんの最強FSでしっかり〆。やっぱ色白さんなんだよなぁ

みたいな感じでした。

 

 

それぞれのカット割ごとの解説

[op]

1.最初はどっかに向かってるって感じを演出したかったので足元を写しました(横から撮るのはWabi提案、神)。


2.夜景から音に合わせていつものエアスピ→インフィキャッチから次のカットへとマスクトランジション。正直マスクトランジションの作業が一番地道で辛かったです。唯一編集辛すぎて血涙流してました。


3.Wabi迫真の神カメラワークで夜景からインフィしてるfukrouに映り変わる。カメラワークもWabi提案で神すぎでした。


4.夜景にピントが合った状態から手元にピントが合うようにしました。一眼ならではのボケを表現したかった感じです。


5.スマホ見せてそこにobjeさんが映ってて引き込まれるようにズームイン。この動画の撮影当初トップバッターが決まってなかったのでスマホの方でグリーンバックを写して後からobjeさんの動画をはめ込んだ形です。AEが優秀すぎて初心者の私でも割りかしうまくいってビックリ。

 

 

[ペン回し本編]

obje

スマホからobjeさんへズームインすることにより作品の世界に飛び込む感じを演出。ピアノで落ち着くところでモノクロにして静けさを演出。ハイハットのオープン(ツーツーって感じの音)に合わせてコテ出しをする事で、この人誰だ…とギリギリまで焦らしてから「ああobjeさんかすげぇ!」みないなことをやりたかったつもり。あと本人も言ってくださりましたが、ソフト側で手ブレ補正をかけたら完璧に手ブレ無くなってて僕もびっくり、AEは神。

 

Title出し

事前に公開していたキービジュアルで使用したカットで始まるな感を演出。玉ボケからピントが合うのはエフェクトではなくカメラ側で操作、カメラ側の玉ボケの良さを生かしたくて手動を選択。速度は編集でいじっていい感じに調整。


Nanafushi

今回のテーマというか世界観の象徴であるライトリークスを使用。ドラムのシンバルに合わせてコテ出しなどシンプルですが音に合うよう調整。


kudo

曲的に展開があまりなかったのでフェードでトランジション。音ハメに注意しつつ、次のカットの文字の位置が真ん中だったのでそこに向かうようなテキストアニメーションを選択。手ぶれ補正をかけてたのでスケールにも注意しました。(手持ちの場合は画面真ん中に手が配置してあると編集者的にはありがたい…)


Padrace

kudoの文字が真ん中に達した瞬間弾けて文字出しするようにしました。また、尺が短かったので繰り返し演出という名の秒数稼ぎ。繰り返しがハマるパート的にも回し的にもこのパートにピッタリだったのでナイスでした。


mawashizuki

ライトリークスからシンバルのタイミングでコテ出し。細いラインやスケールのアニメーションで音ハメをして1部の盛り上がりを演出。疾走感と迫力ある回しがピッタリでした。

 

kiwi

曲が落ち着くので暗転で雰囲気を落ち着かせました。ハイハットに合わせて波紋のようなアニメーションと合わせたコテ出しで余韻を演出。動画来た瞬間コテ出しの演出は浮かんでました、こういう動画かなりCV映えするのでありがたい…。

 

Airi

スケールのアニメーションでトランジション。乙骨君映せなくてごめんなさい、個人的に最適な画角にするとどうしても切れてしまいました(わざと切った訳ではないです)。あいりさんのあとドラムのフィルインでライトリークスと動画のアニメーションで盛り上がりを演出しました。

 

Nk

音ハメから登場、コテ出しの際ラインが十字になるようなアニメーションを加えました(2文字でめっちゃやりやすかった)。

 

TUv4

彼のイメージカラーである緑色のライトリークスからTUv4さんが登場。コテ出しも4が先に出てきてそのあとラインの4のアニメーションと共にTUvが出てくるようにした。締めのエアスピに合わせて色調補正をしてラストへの盛り上がりの助走を演出。

 

音ハメ部分

各々の決めポーズ?(呼び方わからん)を音にはめて期待感を演出。最後にまだ出てないAiMoさんを出すことによってガチャの確定演出感?を出しました。

 

AiMo

ライトリークスやら明るさなどエフェクトマシマシで盛り上がりを演出。文字が左にある状況で次のカットの文字が右側にあったため、左から右に流れるようなテキストアニメーションおよびトランジションを選択。

 

eban

文字移動のイージングの余韻を残しつつebanさんの登場。FS自体が音に合いすぎてて大助かりしました。最後のピアノの部分で動画のムンズ以外の部分をモノクロにしてそこに実写の玉ボケ素材を重ねることで盛り上がりと上品さを演出しました。シネマスコープ(上下黒い帯はMEL案、神)をつけることによりより特別感を出しました。

 

mir

ピアノで曲が落ち着くのでトランジションは暗転を選択。これも回しが音に合いすぎてたので大助かり。ギリギリまで最後の最後でmirと出すことで静かながらも惹きつけるような演出を狙いました。最後文字がだんだん大きくなり1フレームだけThe lastと出して次がラストなんだなと無意識下で感じさせるようにしたつもりです。あと手ブレ補正は位置のアニメーションで手動で行いました。死ぬかと思いましたが神動画だったので命燃やしました。

 

iroziro

サブリミナルThe lastからの登場。ピアノが落ち着くと共にモノクロにするのとイメージカラーのオレンジのライトリークスを軽くかぶせて静かながらも特別を演出。最後のドラムに合わせて締めと出演者が薄〜く出てきて音ハメ。切り返しのタイミングも音ハメしている(FSのおかげ)ので見てて気持ち良くなるようにしました。


Title

ボケ→ピンバシは手動。ドラムのシンバルに合わせ文字がドーンと出てきて〆。(またペン立てかけてる。)

 

クレジット

私が立ち去ると共に演者や関係者各位の文字出し。余韻はなるべく残すようにした。(またペン立てかけてる。)

 

と言った感じでした

 

 

あとリファレンスかき集めた再生リスト乗っけときます。

IN THE DUSK reference - YouTube

 

 

 

 


【反省点】

・完成までに時間かけすぎた。

・素材撮りに時間かけすぎた

・見切り発車で無駄な時間が多かった

・編集スピードが遅い

・ライトリークスのタイミングやディテールをもうちょい凝りたかった

・タイトル出しのカットもうちょいカメラワーク的なことしたかった

・誤字脱字の確認が甘かった(直前でMELに指摘されて死ぬほど焦ってエンコードした)

・デザイン面まだまだ

・アイデアの引き出しが少なすぎる

・MELさんにおんぶに抱っこだった

 


個人的にはこんな感じです。

多分クリエイティブやってる方からしたら粗ばかりだとは思いますが、私のAE及びCV処女作なので温かい目で見ていただけたら嬉しいです。アドバイスや感想等ありましたらお気軽にお声掛けください🙇‍♂️

 

 

 

 

 

 

 


【制作のきっかけ】

全然関係ない話から入ります(後々関係してくる)。鬱病と闘病(前のブログで話した)しながら将来どうしようかなみたいな事を考えた際、全然興味のない仕事に向かって努力したり続ける気が全く起きずに就活もまともに出来ずお先真っ暗な状況がしばらく続いていました。そんな中、親から「就職ダメだったら専門でも行ったら良いんじゃない?」との言葉をいただきました。恐らく少しでも気を楽にして欲しくてこの言葉を発したのだと思うのですが、お先真っ暗だった私は私はその言葉について熟考。そこで思いついたのが「映像の専門行けば最低でも趣味でCV作れるようになるし、上手く行けば仕事にできる。仕事でスキルアップすることで趣味がさらに広がるしまた逆も然り」とクソバカなりにWIN-WINな考えが思いつきました(そんな甘い業界では無いことは重々承知しております)。ありがたいことに親に背中を押されたり、MELと映像の話をして盛り上がったりしていく中でさらに興味が深まっていきました。そんな中でLotusさんに進路相談に乗ってもらい、話の中で言われたのが「クオリティのハードルは考えずにCV作ってみたら?」と言われました。これが大元のきっかけです。そこから編集の部分につながります。

 

 

 

 


【最後に】

以前のブログや先程の文にて僕鬱病ですと打ち明けましたが、実際あの記事を出した後も辛い時間を過ごしました。何よりもやりたい事や目標があるにも関わらず鬱病が足枷となり最後まで頑張り切れないと言ったことがここ1〜2年続き、何かを満足するまでやりきったということがありませんでした(関係者各位には心配とご迷惑をおかけしました)。そんな中でこのIN THE DUSKを最後まで満足いく形でやり切れたというのは本当に大きかったです。

これも期待や応援してくださる皆様、動画を出して下さった皆様、温かい言葉を下さった皆様、今作品に尽力、サポートして下さった皆様のお陰です。本当にありがとうございました。

 

あと多分来年またCV作ります、誰ゲストに呼ぼうかなとかどんな編集にしようかな等色々妄想してる段階ですが、必ずやりたいと考えています。もしよろしかったら動画出していただけるとありがたいです。

 

それと全日本ペン回し選手権とジャペン頑張ります、正直期待していいと思います。制作委員会一同命を燃やしております。

あとafter交流会も良かったら来て下さると嬉しいです。大会でブチ上がったモチベを交流会で沢山の人と共有してさらにモチベを上げてもらえたら嬉しいです。

 

 

 

長くなりましたがこの辺で失礼します。

それでは!