ペンを回す梟

fukrou in JEB 主にペン回し

JapEn15th 感想

こんにちは、fukrouです。

今回はJapEn15thの感想を書いていこうかと思います。(誤字があったらすみません、ご指摘お願いします)

 

本編はこちらから↓

www.youtube.com

 

 

 

 

 

神 

これだけでこの記事終わらせていいのではないかと思ってしまうくらいです…言葉が出ません、神。

編集はシンプルなが文字出しや色調調整、ブロー等細部までこだわりが見えて最高にかっこよかったです(小並感)。小並感しか言えなくてごめんなさい、でも語彙力がなくなるくらい大好きです。

JapEnという作品がCVから映像作品へと進化を遂げたのではないかと常々思います。

 

op

初見時は脳が追い付きませんでした。今までにない実写でのスタートに期待が膨らむばかり。目の中に惜しくも落選してしまった動画がちりばめてあるのも演出としていいものではないかと思いました。(落選したことがよかったと言っているわけではありません、語弊があったのであれば申し訳ありません)。あと何度見てもimigaさん決まりすぎ。

あとこのopが実写であることで、この後出てくる立ち回し勢を見た時に違和感なく見れるのではないかと思いました、本当に考えられてる…

 

出演者へのコメント

・TUv4さん

言うとすればペン回しの進化の象徴。ただの複雑系スピナーじゃなくて「TUv4」という最高に尖ったジャンルが確立してるんですよね。しかもそれをJapEn用に皆に受け入れてもらえるレベルまで寄せつつ余りある個性をふんだんに発揮できている、私はそう感じました。始動のアレリバで心をつかみ中盤の複雑系で魅せて終盤の釣り?でしっかりと〆るという構成もわかりやすくてかなり好きです。初出演おめでとうございます!

 

・Malimoさん

極まりすぎ①。Malimoさんの動画って見ていて気持ちいいものばかりですが、これは断トツ過去一で気持ちいいと思います。切り替えしテーマのFSをJapEnにぶつけてそれを成功させる技術力やたるや…脱帽です。始動の切り返しもさりげなくすごいことしてるし、ハーフフェイクトソニックあたりで切り返しテーマの導入、2バク後の見せ場切り返し①、ウィンドミルでためてから①の伏線を回収するかの如く行われる見せ場切り返し②、見せ場の後絶妙なテンポの1222、完璧です。後輩として誇りに思います!

 

・kAttsさん

涙。先行上映の時後ろにいる彼を称賛していたら前半見逃しました。共演を果たそうと約束していただけあってほんとに嬉しかったです。いや…すごすぎる。大技×小技がここまで上手い人はMenowaさん以来なんじゃないかと思います。大技だけでなく小技も努力しているからこそできるスタイル、そう簡単には真似できないと思います。堅実な構成の中に光る大技が最高すぎる…。序盤のレバトリや中盤のハイツア→多回転キャッチ→タメて切り返し、締めの飛ばしてナックル122、見せ場の作り方が最高でした。初出演おめでとう、共演できて本当に嬉しいよ!

 

・wabi君

一番共演したかった…先行公開も喜びすぎて記憶が曖昧ですが一番叫びました。距離が縮まってから何度も「共演しような」と言っていたので本当に嬉しいです。彼のペン回しへの意欲はおそらく全スピナーの中でもトップクラス、だから今年一年で見違えるほど成長しJapEn出場を果たしたのではないでしょうか。内容もぱっと見のインパクトとスローじゃないとわからない難易度を両立させていて私の理想に近いものです。序盤の5巻き付けや中盤の12から15に飛ばす部分、ナックルスピンから切り返し、ネオバから5で切り返して〆。完成度では他に劣るもののそれをかき消す内容の濃さ、本当にヤバい…間違いなく過去一かと。一緒に戦ってきた仲間として、彼のファンして嬉しく思います。本当におめでとう、よくやった!

 

・pARuさん

一番見たかったpARuさんでした。もともと大技の技術力はトップクラスでしたが、つなぎ技やアングルなどあと一歩…という印象が今まではありました。でもJapEnという大舞台でそれらを全部ぶっ飛ばしてくるあたり相当な気迫を感じました。余談ですが、リア友にJapEn見せた時一番受けがよかったのはpARuさんでした。序盤の23から45に飛ばす技や伏せハーモニックはもちろん平行世界パームスピンの安定感がありすぎる…締めも5バクairしているのに気が付かないレベルの安定感。最初から最後まで難度の高い大技で完遂していて本当に圧巻でした、初出演おめでとうございます!

 

・Nk

極まりすぎ③。普段はガスマスクつけてる変人だけどマジでペン回しが上手すぎる。Sz、ROOKIES9でチームメイトになり、JCの時は本当に彼に救われまくりだったので今後活躍して欲しいと強く願ってました。だからこの大舞台で共演できて本当に嬉しいです。内容は序盤~中盤は盛り上がりを抑えつつ高い完成度・美しさを見せて後半の5ウィンドミルから起2バク→ウィンドミルで一気に締めるという最高の流れ。技の完成度をとっても今作トップクラスに加えて全体の構成の良さ・技の新奇性もあって本当えげつない。同じ99年度として、チームメイトとして、ファンとして共演できたことは誇りです。初出演本当におめでとう!

 

・Lakuさん

NPFの演技見て以来めちゃめちゃ出てほしかったので今年もJapEnの舞台で共演できて嬉しいです。常に進化していく姿には尊敬の意を表します。始動付近で新しい動き入っているし中盤も両手だからこそできる動きがふんだんにあり、締めの釣りも入り方、安定感共に最高でした。今年のトレンドを締めに使うというアイデア、ただ取り入れるだけでなくLakuさんのスタイルにちゃんと落とし込んでいるのも流石だなと言わざるを得ません。3年連続出場おめでとうございます!

 

oZoneさん

個人的に1番見たかったoZoneさんでした。右メインでちょいちょい左が加わるスタイルより全然こっちのほうが好きです。WC時代を彷彿とさせる内容はリアタイでWC14を応援していた身としてはたまりませんでした。全体を通して気持ちいい流れ、技に合った環境・アングル等流石の一言。ペンの受け渡しから出るoZoneさんらしさがありつつもあまり見ない両手絡みパスが入っているのがアクセントとなって好きでした。また締めに遊び心あるあの技を持ってこれる勇気、そしてそれが許されるくらいの貫禄は計り知れないと思ってます。今でも憧れの存在には変わりありません、おめでとうございます!

 

・fukrou

確定演出。招待枠。全てをかけて臨みました。後ほど詳しく書きます。本当にありがとうございました!

 

・Drowsyさん

Spinfestに続き再び光の梟・闇の泥牛。WT等で今年一番輝いていた一人だと思っていたのでこの舞台で共演できたこと、本当に嬉しいです。WT等あのレベルの動画を量産することは本当に難しく、本当に苦労したかと思われます…そんな状況を微塵も感じさせないトンデモFSを作り出せるのは本当にすごいとしか言えません。FSの最初から最後までwazaが詰まっていて、円軌道の壊し方が絶妙すぎる…締めのタイ式ネオバ→22も鳥肌でした。このスタイルができるのも、完成度全振り時代の積み重ねで得た圧倒的完成度が根本にあって初めて成り立つものだと思います。WTからJapEnまでの過酷な撮影、本当にお疲れさまでした!

 

・Kayさん・エクストリーム芹川(ocha)さん

神①。新しいペン回しの可能性を見せてくれたと思います。Kayさんの鬼気迫る表情、ochaのパフォーマンス魂が伝わる笑顔、そして二人の個性を生かした演技構成には鳥肌が止まりませんでした。ペン回し以外の視野がある二人だからこそできる演目かと、そしてこの演目をカットなしでできるのは世界でこの二人だけだと思います。WC12から時を経て再びKay・ochaタッグが見れることに幸せすら感じました。ペン回しを始めた時から知らない世界を見せてくれて私にとってあこがれの存在でした。今後とも新たな可能性を、知らない世界をお二方が見せてくれると考えると楽しみでしかありません。共演できて幸せです、お疲れさまでした!

 

・Menowa*さん

神②。ペン回しを初めて一番最初に知ったペンスピナーがMenowaさんでした。そのあこがれのMenowaさんと共演できたこと、感無量です。いやマジでかっこよすぎるの一言…序盤のシュッ!て両手2軸で持つ部分がかっこよすぎる…。そもそも美しく魅せる両手が上手すぎるしその後も違和感なくペン立てが2回も入っているのも強すぎです。締めなんだあれ…私がやったら間違いなく指が壊れます。

最高の舞台で共演できて、貴方のファンあり続けて本当に良かったと強く思います。一生の誇りです、本当にお疲れさまでした!

 

・iroziroさん

神③。The lastは色白さんしかいない、そう思いました。何度見ても泣ける…。始動付近の1.5zccで一気に惹きつけ気持ちいい流れの中盤、終盤で切り返しの見せ場を作って〆、完璧すぎます。見せ場の切り返しは新奇性がありつつ、堅実な前半の構成との対比も相まってインパクトは大きかったです。

そして何より、色白さんがトリだからこそこの作品が完成しているのではないかと強く感じました。非対称よりも対象ペンスピナーが増え、より高度な技術や立ち回しなど革新が求められる傾向がある中、色白さんが伝統的にして頂点を見せてくれたと思います。「私たちが信じてきた日本のペン回しは間違っていない」ということを示し証明してくれたと思うと本当に感慨深いです。私含めみんなの希望となることかと思います。共演の約束を果たせて本当に嬉しいです、本当におめでとうございます!

 

 

・私のFSについて(動画は↓から)

https://youtu.be/kI5oiAP7VaU

 

テーマは限界突破、去年の自分を超えるです。構成でどれだけ見せ場をギリギリまで詰め込めるか、そして見せ場を強調できるように抜きの部分も入れるかを意識しました。

簡単に文字に起こすと、始動→見せ場①→抜き→見せ場②+切り返し→抜き→見せ場③→〆

また、去年とは違う新しい動きを取り入れるということも重視していました。

構成に煮詰まりすぎて始動付近はitezaさんの力を借りました。本当にありがとうございます。

 

やりたかったこと

・始動:itezaさんのアイデア、昔のインフィニストが使っていた締めを始動に使うのめちゃめちゃエモいな(語彙力)と思いこの技に決定しました。

・カウンター→タイ式:これもitezaさんのアイデア。いくつか技を提案されましたが、今年の流行りかつ一番「fukrouらしさ」が出そうだなと思ったタイ式バクアラを選択。

・タイ式→手起こしウィンドミル:今までにないコンボとして採用。思いついたときは発狂してバジリスクタイムに突入しましたpart1。上のカウンター→タイ式と合わせて見せ場①になるように構成しました。

ムーンウォークソニック→3sp:見せ場②+切り返しの両立が狙いでした。ムーンウォークソニックはmindさんから。そこからリズムを回収するために3spを二回。3spの二回目は半回転足してグリップ側が持てるように調整。3sp切り返しのアイデアはJapEn12th TMのMalimoさんからです。

・締め付近の34-12-45→45-23-12タイ式ソニック:見せ場③で個人的には最大の見せ場。34からの持ち替えはセルケトさんを見ていたら思いつきました、バジリスクタイムpart2。タイ式ソニックはwabi君からいただきました、彼いなかったらこのFS自体組めてないので本当に感謝です。ポイントは45から23に渡して一呼吸置かずに12へ弾く(伝われ)ところです。

・〆:魂。見せ場からの勢いを切らず、前の内容に負けない締めを目指しました。見せ場から最短で締めに向かうために佐竹ショット、そこからハイツア?→0.5回転足して23キャッチ。最初は普通のハイツアの予定でしたが、私含めそろそろ皆飽きたよなぁということでで変更。撮影で死ぬかと思いましたが変えて正解でした。

 

確定演出について

私の家にFumiyaさんとReykjavicさんが来て撮影してもらいました。PC開くときの背景がJapEn旗なのがお気に入りポイント。撮影後はどんな感じなんだろうと思っていましたが、予想の100倍かっこよくなっていました。最高です、ありがとうございます!

 

 

こんな感じです。招待枠として相応しいFSなのかどうかとずっと気になっていたのですが、割と良さそうなのでほっとしました。本当に苦労したしプレッシャーも大きかったので皆さんのお褒めの言葉が何よりも嬉しかったです。

 

 

最後に、過去最大規模にして最高のJapEnに出演できたこと本当に嬉しく誇りに思います。出演者の皆さん、動画提出をした皆さん、そして制作委員会の皆さん本当にお疲れさまでした!!!!!