普段意識している「第一印象」とそのポイント
こんにちは、fukrouです。
今回はとある説を唱えながら私が普段意識していることを書いていこうかと思います。
(あくまで私fukrouの個人的な考えですのであくまで参考までに)
・ペン回し 第一印象でほぼ決まる説。
まず第一印象とは何なのか
だいいち‐いんしょう〔‐インシヤウ〕【第一印象】
の解説物事や人に接したとき、最初に受けた感じ。「第一印象が悪い」
そして第一印象はどのくらいの秒数で決まるのかを調べてみると、0.2~15秒だそうです。ペン回しの動画を一回見れば第一印象は決まりそうですね。
つまり、ポイントを押さえて良い第一印象を植え付けられれば、一回動画を見ただけで上手いと思わせることができるということです。
では次にいい第一印象を勝ち取るにはどうしたらいいのでしょうか?
私が気にしているポイントは大きく分けて
・環境
・完成度
・構成
の三つです。例を見ながら解説していきます。
・環境
ペン回しの動画で1番最初に目に入るのはペン回しはもちろんそうですが、環境が与える印象はとても大きいと思います。上手くいけば環境だけで「この人は上手い」と思わせることも可能だということです。例を見ていきましょう。(完全に私の好みで載せていきます、なんであいついないんだよとかあればすみません教えてください)
JapEn8th-Lost氏
JEBサミットでHALさんが言ってましたね、静止画でも上手いとはこのこと。手の甲側からさす太陽光と肌色の背景が相まって非常に神々しい印象を受けます。キャップがギラギラと光っており低画質ならではの味を出しているのもポイント。
Iris氏
このソロの動画全部いいので必見。太陽光の使い方が上手すぎる…ペン、手ともに非常に美しく映っています。特にmoonzを使用している動画は軸の青色、キャップとグリップの灰色が映えすぎていてます(普通はこんな映えない…)。
Tumurability-kabu氏
青サンバと言ったらこの動画。肌色の背景により手が非常にきれいに見えてなおかつ青サンバが非常に見栄えています。照明の当たり方が全体に均等に当たっているため、とても見やすく見た瞬間に引き込まれます。ちなみに茶色の木目デスク背景の動画もすごくいいので必見です。
JapEn9th-mind氏
黒いデスクと白サンバの対比が美しい動画。インフィならではの大きな軌道が見やすく美しさの中にも迫力が存在しています。映像全体を見ても太陽光の白とデスクの黒でモノトーンで構成されているためすっきりとしており、非常に見やすくなっています。
・完成度
環境に次に印象に残りやすいのが完成度(だと私は思っております)。完成度はペン回しの数ある評価項目の中でも一目見てわかるものだと思うので、完成度を押さえておくことは必須だと考えます。上手い人の動画って出てきた瞬間に「ウマッッ」てなりますよね。(逆にがたつきやふらつきがあればすぐばれますよね…)
JapEn9th-eban氏
完成度と言ったらこの人、始動のソニひねで上手さを確信する動画です。ペンが描く円軌道や指使いが非常に美しく非の打ちどころがありません。ebanさんは他の動画も非常に上手く、特に指使いはかなり参考になると思うので指使いで悩んでいる方は必見です。
・
めちゃめちゃ難しいことをやっているのに完成度が高すぎて気づけないというぶっ飛んだ例がこちら。新しい技や複雑な技が初見だと伝わりづらい一面を有り余る完成度でぶっ飛ばして万人受けを勝ち取ったのがMesiさん。完成度を極めれば様々なスタイルを万人受けまで昇華できるということを示していると私は思います。
JapEn15th-iroziro氏
ごまかしのきかない超高画質ですら貫通する超完成度。序盤の1.5zccや見せ場の切り返し、つなぎから締めまでにいたる技に一切のブレがなく、高い難易度と完成度を両立させているバケモンFS。ここまでくると何も言えないですね…。
WT19(R4)-Drowsy氏
全編ヤバ技で構成されているにも関わらず他の追随を許さない完成度の動画。Mesiさんと同様にやってる技やコンボのほとんどが新規性の高いものにも関わらず、さも簡単そうに行っているのでいい意味で違和感を感じさせない動画となっております。見たことない技をここまで自然に使える技術力は本当に凄い。(ちなみにこの動画環境も良すぎたので、環境と完成度どちらで取りあげるか迷いました。)
・構成
良い第一印象を勝ち取るうえで構成も非常に重要だと私は考えます。見せ場の引き立て方やテンポ、流れなどたくさん要素があります。ただ構成といっても正解は一つではないので例を挙げながら見ていきます。
JapEn13th-Iteza氏
構成といわれて一番に浮かぶのがこの動画。全体的に解析しにくい複雑な技で構成されているもののそれを流れの良さや密度の高さ、無駄のなさで完全にカバーしています。始動から中盤までの流れるような高密度のコンボ、fxxkでの見せ場から切り返してこれでもかといわんばかりの畳みかけ。キューブで締めるかと思いきやカージオイドからのダメ押しの22がいい意味で予想を裏切っているので強烈なインパクトを残しているかと思います。また全体を見ても流れがよく見ていて気持ちがいいのもポイントです。
PWT17 R2-Beige氏
インフィで構成と言ったらこの人。つなぎの技がインフィで構成されているからこそ見せ場のカウンターやカージオイドがより際立って見えます。切り返しからから大きな動きで締めに向かう流れも視覚的快感があるため全体を通してみていて気持ちがいいです。インフィがわからない人でもこの動画はすごいと感じることができる動画だと思います。
JapEn8th-hash氏
流れの気持ちよさで他の追随を許さないのがこの動画。切り返しのタイミングや見せ場のタイミング、締めの畳みかけなど非の打ち所がないです。特に手の甲に乗せてタップで切り返すところからの畳みかけは圧巻。hashさんの動画はどれも流れがとてもいいので他の動画も必見です。
echoes:-rpzn氏
Itezaさんとは逆で非常に簡単な技で構成されているにも関わらず非常に見ごたえのあるFS。二回行われるフェイクトソニック、ノーマルのコンボが非常に良いテンポを作っており見ていて気持ちがいいですね。締めに向かう流れも良く、全体を通してみていて気持ちいいものとなっていると思います。基礎技だけでここまでできるんだなという気づきをくれるFSだと私は思います。
Dance above the Froor-Noel氏
非常に短い秒数ながらもそれを感じさせない一本。中盤のタイ式技を筆頭に新規性と迫力のある技が非常に高い密度で構成されており最初から最後まで驚きを感じることができるFSです。私もこれになりたい…
JapEn15th-Malimo氏
切り返しを多用しながらも流れが存在している特殊な例。中盤のソニひねカウンターが終盤の切り返しとのリズムの調和を生んでいるのに加え、終盤の切り返しと締めのリズムすら合っているという職人芸。切り返しそのもの一つの流れとなっているためテンポも良く見ていて非常に気持ちがいいですね。普通これをやろうとすると破綻するので、並大抵の構成力がないとできないものだと私は思います。
以上のことを踏まえてを自分なりに意識するとこうなりました。
JapEn14th-fukrou
・環境→太陽光を効果的に使い全体的に明るく見やすいようにしました。ペンと背景の色も対になるようにしました。
・完成度→見せ場以外のインフィでは腕が動かないようにして技のブレを極限まで減らしました。
・構成→序盤中盤終盤の見せ場が引き立つように見せ場を三つに絞りました。締めも見せ場から一気に畳みかけることを意識しました。
WC2020-fukrou
・環境→黒いペンが見やすいように肌色の背景を選択、アングルは全ての技が見栄えるように真上からを選択しました。
・完成度→難易度の高い技でも技のブレが生まれないようにしました。
・構成→大会用のFSなのでこれでもかと詰め込みながらも、序盤の新規性の高い技、中盤の切り返し直後の見せ場、最も大きい動きの締めと見せ場が一目でわかるように意識しました。
いかがだったでしょうか。例では第一印象を得るうえで必要な項目を押さえている方々を個人的な主観・好みで挙げてみました。(もはや好きな動画紹介になっている気もする…)
最終的に何が言いたいのかというと、「第一印象で見られやすい環境・完成度・構成を押さえておけば、良い評価を貰える近道になるのではないか」ということです。
FSを組む上では第一印象がどうとか関わらずに環境、完成度、構成は重要になってくると思うので皆さんも意識してみてはいかがでしょうか。
少しでもこの記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。稚拙な文章であったと思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
SpinningPartyReverse 感想
こんにちは、fukrouです。
今回は
【編集】
OPおしゃれ…バラがテカテカするところ良すぎでした。文字だしもエフェクト入ってて好きでした。エンディングの畳みかける感じも鳥肌。
【出演者への感想】
・Mesiさん
神。序盤の下がりガンマンやガンリバコンボなどガンマン系が強すぎる…変形バクアラ回りすぎててそのまますぐ締めるのも良かったです。最近のMesiさん無双してるなとは思っていましたが改めて上手さを実感しました。
・Airiさん
安定のうまさ。これだけ完成度が高いと見てて安心します。序盤落ち着いているなと思っていたら締めでちゃんと裏切ってくれる(いい意味)のも良でした。
・aonekoさん
ドクグリ極まってて凄…さりげなく入っている25ピポッドからのガンマンコンボ好きです。インフィで円軌道切ってから畳みかける流れも良かったです、ギュイーンってやつ凄い。
・Lakuさん
これやばい…軽快に右手と左手と移り変わっていて見ていて気持ち良かったです。締めの良いテンポからの左手スクエアもgoodでした。
・chickenさん
流石のキレ。締めの佐竹ショットは必殺技感があって良かったです。ただ4パスで下がる同じじような流れが二回あったのが気になってしまいました。
・Beigeさん
始動の関節インフィや35のシメトリカルが光る構成だったと思います。同じインフィニストでもつなぎで使っている技が私とは全然違うのでこの動画を含めBeigeさんの動画は勉強になるなと改めて感じました。
・Reamteaさん
独特のふわふわ感がたまらない…静かなパートにぴったりのFSだなと思いました。技もれんちゃさんらしさが出てて良かったです。代名詞の34グルグルもgood。欲を言うと今後ももっと見たい。
・esayaさん
環境や技の完成度は良かったです(1spは職人芸)。ただ、見せ場のバランス技の既視感や中盤の流れを切ってしまっている部分、盛り上がりきらない締めがもったいないなと感じました。見せ場のバランスについては、他の動画でも同じようなネタを使い倒しているので正直見飽きました。バランス技ではない何かを探したり今までの動画と差別化できるようにするなど、見せ場に関しては気を使った方がいいと思います。締めもありきたりな流れだったので、インフィからいきなり締めに入ったり、インフィの大きな動きを生かした締めの入り方にしたりなどもっと工夫すればよくなるのではないかと思いました。
・itezaさん
密度高すぎる…前半のゴリゴリ回る感じが好きすぎました。後半のインフィパートも攻めの構成で意表を突かれました、流石です。
・Wabiさん
わび節全開で良。中盤の切り返してパって手が開くところが好き。締めの佐竹ショットも安定でした。ただ暗くね…?
・monachoさん
画質良すぎてワロタ。一眼レフでの撮影?ハーフフェイクとソニックが光る構成が印象的でした。
・fukrou
気合マシマシ
・ebanさん
神…技の完成度がCGだし特に一軸絡みの技が上手すぎる…。順回転からクッと切り返してからシャフィーボまでの流れが完璧すぎて昇天しました。eban信者の私にとっては最高の動画でした。
・自分の動画
気合いマシマシ。ありがたいことに招待枠でした。
SPSLのTwitterからDM来た時はびっくりし過ぎてひっくり返りそうになったことを覚えています。ただ時期がwc直後だったためネタが枯渇していて、どうしたもんかなぁと考えた矢先に思いついたのが「WCの集大成」でした。見せ場だったり繋ぎの技はかなりWCから引っ張ってきてます。
見せ場は
・序盤の飛ばす部分
・中盤の泥牛さんwaza
・ハイツアもどき→👌→22の締めの流れ
でした。
飛ばす部分は画面に収めるのが難しかったのですが、この動画だけ奇跡的にフレームインしたのでラッキーでした。中盤は泥牛さんの鏡面反転を上手くインフィで使えないかなと試行錯誤した結果こうなりました。テンポも良くて割とお気に入り。締めの流れはwcで使った👌をいい感じに締めに使えたらなということでああなりました。確かwabi さんとオフしてた時にネタで「飛ばして👌入れんじゃね笑笑」とふさげてやったら偶然できてこのネタが生まれました。いい感じに締めに溶け込んでいるのでこれもお気に入り。
あと、繋ぎの技もちょいわるジャパモを使ったりなどwcで使った技を入れてみました。
動画も割と好評で、Twitterでは200いいねを越えたり沢山のお褒めの言葉をいただけたので嬉しかったです、皆さんありがとうございます。
SPSLシリーズはザコテ時代から見ていたCVなので、まさか自分がこの作品に携わることができるとは思ってもいませんでした。素敵な作品に出演できて嬉しい限りでした。scissor'sさんありがとうございました!
WC2020 撮影後記と少しだけ感想
こんにちは、fukrouです。
WC2020 R3の動画が無事に公開されたので撮影後期を書いていきます。
私の動画
思っていた以上に皆さんの反応が良くて嬉しいありがとうございます!!!!!
今回も撮影が難航したので嬉しい限りです本当に励みになります…
今回意識したのは完成度と新しさです。本大会のWipersの審査がかなり完成度の比重が高かったので、無理して難易度を上げるよりは完成度寄りで戦おうという感じになりました。新しさに関しては、今までやったことのない技を見せ場に入れてマンネリ化を防ぐことを意識しました。
今回のポイントとしては
見せ場
・4~5秒のカウンター?
・12~13秒のJ14技繰り返しっぽい何か
・締めの伏せ?zcc
です。
一個目はインフィなのかは定かではなかったのですが、インフィと相性が良かったのとあまりやってる人がいなかったので採用。
二個目はJ14技に頼りたいけどそのまま使うわけにはいかなかったので試行錯誤した結果こうなりました。繰り返し動作と言うこともありかなりインパクトが出て個人的にはいい感じになったなと思っています。
三個目は今まであまりやってこなかった伏せ技に挑戦してみました。当初は違う技の予定だったのですがコスパが悪すぎて断念、さらに審査基準の「FSの80%以上がインフィで構成されている」を満たさないといけなかったので、なるべく短くかつインパクトを残すのを考慮してこの締めになりました。発想は泥牛さんの彗星と縦zccで、そういえば伏せのzccはあんまり見たことないなと言うことで採用(丸パクリと言われないかかなり心配していました)。ジャパモっぽいところから締めまでの流れはかなりお気に入りです。
そして小ネタ技が
・9秒付近のトラパっぽいインフィ
・16~17秒のシャドウっぽいインフィ
・ジャパモっぽいシメトリカルちょい悪リバ→トスイドノーマル
です。この辺は細かすぎて伝えるのが難しい技達なので、次に動画を見た時に「へぇ~」と思ってくだされば幸いです。
ただ反省点としては長い…長すぎる。もう少し削りたかったのですが技量不足のためこれが限界でした…。また従来のFSの組み方の型にはまりすぎていたことも否めないのかなとも思いました。大会終わったら構成勉強しようかなと思います。
良かった点
・完成度をギリギリまで上げられた。
・新しいネタを入れることによりマンネリ化は防げた
・伏せでの〆を有効に使えた
反省点
・FSが長い
・構成が従来の型にはまりすぎ
他の人たちの感想(全員ではないですごめんなさい)
・KoViさん
強すぎてニヤニヤしながら見てました。序盤落ち着いた感じかなと思ったら急に精度の高い複雑技がゴリゴリ始まってキタキタキタと言わざるを得ない構成、大きな動きから畳みかける流れは気持ちいいの一言でした。
・ennisさん・キョウスケカンバラさん
神タッグ。普通に二人ともやりたい放題(最高の誉め言葉)で最高でした。カンバラさん締めで鬼のように釣ってるし、えにすさん平然とプンカン→パムスピ決めてて凄い。普通に終わるんかなと思っていたらリアルタッグ始まって流石に声出ました…神。
・wlaさん
んんんんんん強い…攻めた技のチョイスや構成には思わずうなりました。私が完成度勝負なのに対してオリジナリティと難易度勝負だなと思いました。インフィとはいえ方向性が違うので勝敗はどうなるのか…健闘を祈ります。
・tetoraさん
良!!!!環境とペンの相性が良くてとても見やすいのがgood。縦インフィから飛ばすところでタメを作って畳みかける流れも気持ちよくて好きでした。
・Leftfingerさん
ンンンンンン強すぎ…オリジナリティの固まりすぎる…。5軸周りの技や関節インフィ等全体的に面白くかなり印象的でした。
書くことも尽きて来たのでこのあたりで終わりたいと思います。
JEBの健闘を祈ります。
WC2020 R1 感想&撮影後記
こんにちは、fukrouです。
先ずはこちら
この度、WC2020に出場することになりました。今年はこれに全てを捧げるつもりなので、もし宜しければ応援よろしくお願い致します。
久々のブログ更新なので堅苦しくなってしまいましたが感想と自身の動画について書いていこうかと思います。
とりあえずJEBの皆さんから(以下敬称略)
[
・KoVi
チーム最年少ながら圧倒的な貫禄があって本当に頼もしいです。使っている技は複雑なものの、それを感じさせない美しさ、迫力を伝えることができていて本当にすごい…現在数多くいる複雑スピナーの中で一番上手いと思います(おそらく純粋にペン回しが上手い)。今後の動画を見るのが本当に楽しみです、期待しています。
・キョウスケ・カンバラ
初手のマルチプルプンニューヤバすぎる…途中で間接パワパ?がさりげなく入っているのも驚き。大技主体の中にもウィンドミル等の大きな動きを入れたり技に工夫があったりと見ていて楽しいFSでした。これでもまだ余裕を感じるのでますます楽しみです。
・Laku
これは強い…両手だとこんなにも回転軸の種類があるんだなと痛感させられました。両手部分ではパスやシャドウ、バクアラ等ふんだんに詰め込まれているのはもちろん凄いのですが、片手になった時も面白い動きでカバーしていて全体を通じて隙がないなぁと言わざるを得ません。締めで絶頂。
・ennis
めっちゃ暴れてて良!中盤からのコンボが強すぎるのに加えて〆の大会のだから出せる全力感も好きでした。過去の世界大会出場経験も豊富だからこそ出せる貫禄みたいなものも感じました、心強い…。あとCV作成ありがとうございました最高です!
・fukrou
後ほど書きます
あとJEBでもう一チームあるのでこちらについても書いていきます。
[Ultimate Rookies]
・Haro
ネタぶち込みまくっててヤバ。ここまで振り切った演技ができるのは素直に尊敬です。回していないほうの手の処理や目線、体の使い方も非常に考えられていて良(オーダーというよりも振り付けに近い?)。個人的には立ち回しに特化した服装や環境でも見てみたいなとも思いました。今後がますます楽しみです。
・sututu
自分もこんなスタイル目指していたなぁと思い出させるような動画でした。最初から最後まで密度・難易度共に高いにも関わらず落とさないだろうと思わせる技量には脱帽です。環境もったいない…とも思ってしまいますがそれをも貫通する何かを持っていると感じました。
・Vekzy
当たり前のように複雑こなしていてびっくりしました何者?回転方向統一を保ったまま密度を出すのって本当に難しいので、これができる技術力は確かなものだなと感じました。現状でこれだけ凄いので歴を重ねたら本当に化けそう…今後に期待です。
・C17H27NO3
インフィィィィィィ!!環境もちゃんとペンが映えるようにしていてgood。カージオイドの完成度がとても高く見せ場として効果的で良かったです。それだけに所々の切り返しや突っかかりがもったいなく感じてしまいました。自分の得意な部分と大会に必要な難易度を上手く調整していけば化けると思うので期待しています。
・tetora
流石に凄い…流れもよく見せ場もわかりやすくて、締めも前後に負けずに〆ることができているのでちゃんと構成を考えているのが伝わりました。平然と跳ねネオサやプンカン入ってるのエグすぎ…かなり大会向きのスタイルだと思うので楽しみです。
他フォーラムで気になった方も何人か書こうかなとも思いましたが拾いきれないのと体力の限界が来たので割愛…すみません…
自分の動画
撮影の呼吸 梟ノ舞 無理
全体の流れとしては
始動→掴みの見せ場→インフィゾーン→切り返し→インフィで新しめの見せ場→畳みかけ→〆
といった感じです。
見せ場は
1…ペン飛ばし
2…手のひらインフィ
3…締めの流れ
の三つです。
1に関してはこの系統の技は自分っぽいかなということで自己紹介的な意味も込めて入れました。細かすぎて伝わらないと思うのですが、2回飛ばしているうちの一回目は半回転、2回目は1回転となっています。
2に関してはネタ出しの際に偶然できて、「練習すれば綺麗に出来るかも」となったので入れてみました。一番の難関だったのでこの動画では割と上手くいって助かりました。
3に関しては2からの流れを潰さずに迫力を出したいという理想をどうにかこうにかして実現。いつもやってる伏せ23-12ハフガンから親指の関節をねじ込んで半回転増やす部分(14~15秒当たり)が個人的なポイントです。
また、今回ペンと環境をガラッと変えました。光の梟を期待していた皆様申し訳ありません闇堕ちしてしまいした。
世界大会ということで技の難易度をある程度は上げなければならないという事、そしてそれに伴い撮影時間も伸びることを考えた結果こうなりました。
机を排除したことと対象ペンにしたことで技の幅が一気に広がったことや、夜でも撮影時間を確保できるようになったのはかなり大きいなと痛感しました。(今までがキツすぎた)
良かった点と反省点をまとめると
【良かった点】
・手の平インフィを上手く使えた
・締めの畳みかけも上手くいった
・環境も夜にしてはいい感じになった
【反省点】
・インフィ部分がペンの重さに負けてしまった
・始動が適当すぎた
・画面上部に手が寄りすぎた
改善の余地はまだあるので調整していければと思います。
あとTwitterやYouTubeでのお褒めのお言葉を下さった皆さん本当にありがとうございます!何よりの励みです。
1回戦の動画が無事に撮れたという安心感に浸りつつJEBの検討を祈ります
それでは🦉
Anone. 感想
こんにちは、fukrouです。
長かったテストが終わって春休みに突入し、荒んでいた心が徐々に浄化されています。
そんなことより、今回はAnone.の感想を書いていこうかと思います。
Anone.まだ見ていない方も見た人もとりあえず見ましょう↓
凄いの一言
「ペンスピナーだけで創り上げろ」と言うコンセプトを見事に達成しているし、曲・編集・演者全てハイレベルなのも凄い(語彙力)。
・編集
wabi君すげぇよ…16:9の枠付きの良さ、ペン回しの見やすさの両立が出来ていたのではないかと思います。ゲストの方の所の無音〆、ラスサビに入る際の4:3から16:9に切り替わる部分、ラストの締めに合わせて波紋が広がる所がすこすこのすこポイントでした。編集お疲れ様でした!
・曲
良すぎかて…ペン回しの曲はペンスピナーが一番わかってるから必然的に良くなるんですね。お洒落な曲調の中にギター入ってるのがたまりませんでした、終盤に向けての盛り上がりも最高です。AkizaさんAGILLさんお疲れ様でした!
出演者について
・shilomiさん
大躍進!いい意味で中2とは思えません…綺麗なVP回しで素敵でした。中盤に見せ場の2ネオバク34バクアラ、〆の畳み掛け等流れもいいなと感じました。アングル整えればもっと魅力を引き出せると思います。ウェブカメラを使っているのであればキャプチャ画面の隣に参考にしたいアングルの動画を小窓で並べるといい感じにできるかと思います。本当に今後に期待です!
・flowさん
CVで見れて嬉しいです!会って話した際に完成度にこだわりを持っていると聞きましたが予想を超えるものでした。序盤の上がりガンリバ後のリバース上手すぎる…流れもよく見ていて気持ち良かったです。今後の活躍も楽しみです。
・octopus君
ペン回りすぎ笑。疾走感のある序盤があるからこそ光る中盤のインフィ溜め、ラダーの入りかた、締めの流れまで全部好きでした。低画質を完全に使いこなしているのも良。ペン回しに取り憑かれているだけあるなと痛感しました。
・CeNtiさん
ウォォォォォォまた見れて歓喜の涙。FSを通して全く隙がないのには高い技術力を感じざるを得ません。中盤のハーフフェイソニの切り返しで昇天(ネタが被り焦り始める梟)、締めも大きな動きから畳み掛けていたので私好みでした。衰えを全く感じなかったので今後とも見たいです!
・Wattoさん
唯一無二とはこのことだなと思いました。技のチョイス、リズム、指使いはWattoさんにしか出せない味があっていいなと思います。縦インフィから切り返して〆のチョイチョイの部分めっちゃ好きです。ただカメラの設定なのか環境が要因なのかはわかりませんが、以前あった疾走感がないのが気になりました。黒背景とわとじーの相性が良くない(回っている時の発色、残像がうまく出ない)のが原因でしょうか…色々とすみません…。
・Itezaさん
圧倒的貫禄、ガンマンテーマが一発でわかるFS、流石に上手すぎる…序盤の5シャドウから一気に23へワープする部分で心を掴まれました。ダイナミックペンと指の動きで切り返し、終盤はガンマンコンボで魅せて〆という流れも流石としか言えません。テーマを誰にでも伝えられる構成は私の理想なので今回も勉強になりました。
・Airiさん
もはや余裕すら感じる回し。序盤の色白さんの技も入りかたや入れる場所を変えることで差別化を図っているし、中盤の3バク切り返しで見せ場、締め前も結構複雑なことしててびっくりしました。ただカメラが遠いのは気になりました、上手いのでもっと近くても大丈夫な気がします、構図にうるさくてすみません…
・Reamteaさん
ウッッッッッッマ!?(ここで私の落選を確信)インフィの質感も最高なのに加えて毎回新しい動きを生み出し取り入れることができる彼には嫉妬すら感じます笑。見せ場のフィンクロ→飛ばすのももちろん。序盤の2バク→23フェイソニが伏線となっており、フィンクロ→飛ばして23フェイソニで伏線を回収している部分もかなり好きでした。強すぎる…
・ennisさん
構成めちゃめちゃ良かったです!アレリバからパワパ→345バク→ウィンドミルの部分が見せ場として機能していて初見時には驚きました。そこから切り返してタメを作って締める流れもGOOD。JapEn15thの動画より好きです。もう少しカメラ近づけてもいいのかなと思いましたが、ペンが長いのに加えて起動の大きな技が多いことを考えると、フレームアウト対策として妥当なのかなと思いました(唐突な自己完結)。
・fukrou
素晴らしすぎる演出ありがとうございます、こんなん嬉しいに決まってる…声にならない叫び声が出ました。それにしても音ハメハマりすぎててびっくりしました。
・sawさん
上手い上手すぎる…1-2シャドウ3シャドウまでが回りすぎていて気持ちいいしソニひねチャジガトZCCの基礎コンボも極まりすぎていて言葉を失なわざるを得ません。〆のペットボトルトルネードからさらに追い討ちをかける感じがたまりませんでした。最高です。
・hashさん
Chosenといいこれといい上手すぎて本当に顎外れそうになります…序盤のウィンドミルの切り返しで一気に引き込み、中盤のペン飛ばしから怒涛の畳み掛け、ちゃんと理論に基づいた構成で行われつつ新しい驚きをプラスできるのは本当に凄いと思います。色々と勉強になるFSでした、最強。
・kAttsさん
これはJapEnレベル。JapEnの後って燃え尽き症候群になりがちである中でこの内容を2020初っ端にぶつけられる技術力は流石としか言えません。高い向上心と努力ができるからこそのFSかと。序盤のパワパで引き込んで中盤のTAリリースで見せ場、〆のタイ式ジャパモから上がりガンリバでたたみたける流れは流石だなと思いました。大技をそこまで頼らなくてもここまでできるんだぞというのを見せつけてられたのではと思います。
・私の動画について
元動画↓
やりたかったことは中盤〜終盤のハーフフェイクトソニックの部分。
流れとしては、①前半リバース回転のインフィ固め→②中盤切り返して大きな動きからのハーフフェイクトソニック→③〆。
①は詰め込みすぎても良くないなということでいつものインフィ固め。25から34に入れて15に持ち帰るところが地味に難所でした。
②は見せ場。いつもやりがちな大きな動きを切り返し前に入れることで「裏切り」の効果をより引き出せるようにしました。ハーフフェイソニのアイデアの着想はJapEn14thのAiriさんから。インフィと相性が良さそうだなと感じたので入れてみました。
③は②の見せ場からなるべく早く〆たかったので5シャドウ→トスイドノーマル→hashさんがよくやるあの技→122で〆。5軸の使用頻度の低さを5シャドウで解決できたのでそこは良かったかと。
あと、元動画のアングル遠いなと思った方いると思います(僕もそう思います)。理由としては16:9で撮ったけど4:3で使われる可能性があるということとフレームアウト対策です。16:9で使われましたがいい感じにズームしてくれたので信じるべきは編集者だなと痛感しました。
いつもは飛ばしてインフィしがちな私ですが、実は今回は使っていません、いかがだったでしょうか?
今後は「飛ばす」だけに拘らず今回のように面白い動きや流行の技を上手くインフィに落とし込んでいけたらなと思います。
また、インフィもそうでない技にしろ手癖を増やしていきたいので春休みを使って頑張っていければ、と思いつつ今回の記事は終わりにしたいと思います。
改めてAnone制作陣の皆さん、動画を提出された皆さんお疲れ様でした!
全てを終えて
この時のために全ての時間を犠牲にしてこの勝利のために頑張ってきた
ラグビー日本代表 福岡堅樹選手
ずっとこの言葉が心の中にあった。全てが終わった時に私もこう言えるのだろうか、私が今まで犠牲にしてきた時間は、費やした努力は間違いでは無かったのだろうか。
時の始まりは今年の年明け。新年会に呼んでいただき、そこでJapEn14thの話になった。その際思ったのが、自分でも信じられないくらいに努力が報われたということ。中学時代からずっと憧れていた方々に、この界隈に飛び込んでからずっと良くしてもらっている方々にここまで褒めてもらえるなんて夢にも思っていなかった。
そこで私は「ここで消えたくない」と強く思った。JapEnで成功して消えるのは確かに理にかなっているかもしれない、でも私の中のfukrouという存在をここで終わらせたくはなかった、まだ俺はやれるというのを示したかった。そしてTwitterにて「2019のJapEnも出る、そして14thの自分を超える」その旨を宣言した。
そして出演させていただいた「沼にハマって聞いてみた」にてロケの最後に「今年も去年に負けないような活躍をする」と宣言した。テレビでは「JapEn」の単語こそカットされているが、もちろんJapEnへの宣誓の意味を込めていた。
時は過ぎて、夏の陣決起会。製作委員会が集まればやはりJapEnの話になるわけで、その中でも招待枠の話で持ちきりとなった。「流石に今年はないだろう」と思いつつ嫌でも緊張してしまう…なのでなるべく耳に入れないようにしていた。しかし突然私の前にFumiyaさんの手が差し伸べられた。JapEn 15thの招待だった。流石に嬉しかった、何より感情が高ぶりすぎて涙してしまった。そこからJapEnに向けての覚悟、そして期待に応えなければならないという使命を背負い、長い長い戦いが始まった。
日に日にJapEnへの想いは強くなっていく。歴代シリーズの曲を聴いて気持ちを高める通学時間、隙間時間が有れば歴代作品を見てモチベーションを上げ、頭の中はJapEn一色だった。またJapEn VPの販売や映画館での上映等、様々な情報がそれを一層加速させた。
しかしいつからかそれが裏目に出ていた。数いるスピナーの中から私を選んで下さった製作委員会の期待に応えなければならないというプレッシャー、例年にない規模のJapEnを私のせいで失敗させてはならないという重圧、昨年14thの自分を超えなければならないという呪い、様々なプレッシャーが襲いかかってきた。ネタは全く生まれず、分かってきたはずの構成すらも全く分からなくなっていた。カメラを回しても5分もてばいい方、完全にスランプに陥った。一次提出の段階で全く組めていない程絶望的な状況だった。正直何度も心が折れたし才能の限界すら感じていた。「投げ出してしまいたい」という感情がふと頭によぎってしまう自分にすらも絶望する程追い込まれていた。
しかし、負の連鎖は少しづつ止まっていく。私の周りでJapEnに向けて頑張る仲間達の存在がかなり大きかった。wabi君、kAttsさん、iroziroさん達との通話を通じて、どんなに辛い撮影にも負けずに戦う姿がそこにはあった。何よりRai君が体を壊しかけて倒れてもなお 諦めずに最後まで戦い抜く姿を見せてくれた。それらが本当に勇気と力になった。
また、制作委員会の皆さんがどん底から救ってくれた。技術的な面では、FSになっていないコンボ動画にアドバイスをいただけたり、精神的なサポートも手厚くしていただいた。皆さんの言葉にどれだけ救われたことか…。
そして今回のJapEnの曲が届く。それを聴いた時に1番大切なことを思い出すことができた。
「俺はJapEnに出たかったんだ」
JapEnシリーズ愚かCVという存在すら知らなかった小学生の時たまたま1stを見ていた際に抱いた憧れ、初めて10thをリアルタイムで見たの時の感動、一歩踏み出す勇気が無かった私に希望と勇気をくれた13th。そして初めて出演することの喜びを知った14th。
純粋にJapEnシリーズへの憧れ、そして「絶対に出たい」と言う気持ちが溢れ出てきた。
そして今回の鍵となった演出。FumiyaさんとRaykjavikさんが私の家にロケに訪れて撮影をしてあの形となった。本番どんな感じになるのだろうかと期待をしつつ撮影は進行した。
その後2人と共にカフェで色々なことを話した。僕が抱いているプレッシャーや重圧、本当に煮詰まっているということなど全てを打ち明けた。すると「使命感や義務感は背負わなくていい、君が君であるだけでいいんだ」「今年も君が主人公だ」と言ってくださった。
本当に救われた。義務感よりも使命感よりもより一層「JapEnに出たい」という思い、そして「fukrouと言う存在を示したい」という思いが強くなった。人の為だけじゃない、自分の為に、自身の夢のために頑張ることを決意した。
ここから少しずつ光が見え始めた。
とりあえず時間が限られた時間の中でスケジュールを決めて完成を目指した。2週間の間は構成ガン無視でネタ出しに専念。その後の一週間で構成を完成させるというスケジュール。見事にスケジュール通りに進行し、始動以外は完成した。始動だけはItezaさんから技を教えていただきなんとか完成まで持ち込んだ。審査員のItezaさんebanさんの二人からもゴーサインが出たので本番撮影を開始。ようやく撮影ができる…それだけでかなりほっとしていた二次提出締め切り日のこと。
しかしまだ長く暗い道は続いた。
ゴーサインが出てとりあえず1週間丸々撮影に身を投げた。撮影環境に太陽光が必要であり、十分な光量を確保できるのが午前9時〜午後1時までの短い時間。そのため休める午前授業は欠席(親の許可は取ってあります)して撮影に明け暮れた。1週間もあれば撮り切れる自信があった。
しかしその自信とは裏腹に結果はついてこなかった。過去最高難易度のFSを前にして、成功テイクすら数える程しか撮れなかった。少しづつ心に焦りが出てきた。撮っても撮っても納得するものが撮れない日々、少し見えた光が思っていたよりもずっと遠いということを改めて思い知らされた。
それでも心は折れなかった。制作委員会の集まりに呼んでいただけたことで常にモチベーションは上がっていた。また動画を出す度にいただけるアドバイスや実際会った時に掛けてくださる言葉が力となった。
気がつけば期限の11月最終週、しかも晴れるのは29、30の2日間だけ。焦りや不安は嫌でも襲ってくる。それでも不思議とこの2日間で撮れる自信が、最高のものを撮れる自信があった。ここに今年の全てをかける、もうとっくに燃え尽きかけた命に無理やり火をつけ、本当に最後の戦いがはじまった。
無謀な賭け勝ちに行こう
朝起きて朝食を食べたら先ずはラジオ体操。手汗を出やすくしたり指の動きが良くするためのルーティンを行い撮影開始。「30分撮影、2分瞑想、3分自由時間+ストレッチ」を1セットとしてパフォーマンスを最大限に発揮できるように調整。常に「calling」を流して気持ちを上げて臨んだ。どれだけ失敗しても「大丈夫 できる」と自分に言い聞かせ続けて。
そして終わりはやはり突然だった。いくつか撮れた中の1本が自身のほぼ理想の動画であった。トリミングを済ませ制作委員会に動画を送信、反応は最高のものであった。
後は公開を待つだけ。不安と期待が入り混じりつつ長い撮影生活を終えた。
長い長い戦いは終わりを迎えようとしていた。
先行公開
カウントダウンの時点で涙は溢れ出していた。聴き慣れた曲だが映画館の大迫力の音響に圧倒される。初出演の方が、過去最高の内容をぶつけてきた方が、一緒に戦ってきた仲間が次々と出てきた。躍動する最高の演者達を前に会場の盛り上がりは止まらない。そして見覚えのある演出、そして一番見慣れた動画がスクリーンに映し出された。私だ。この一年夢にまで見た映画館でのジャペンを叶えたのだ。本当に嬉しすぎて正直FS後半は全く覚えていないくらいだった。作品後半の記憶は曖昧、でも最高だったという記憶は確かに残った。
一般公開
泣いた。隣にwabi君kAttsさんがいたけどお構いなしに泣いた。過去最大規模にして最高のJapEnへの出演が叶った。一緒に戦ってきた仲間と共演できた。また私の動画が良かったという声も多くあったし制作委員会の方からも褒めて頂けた。
長く暗い道はやっと終わった
不安やプレッシャーからの解放、そして最高の喜びと達成感で胸がいっぱいだった。
CVには幸いなことにそれなりの数出演させていただけているが、今回が断トツでキツかったし辛かった。それでも応援してくださる皆さんがいたから、一緒に夢に向かって戦う仲間がいたから、この過去最大規模で最高のJapEnだから、そしてこの制作委員会だからこそ最後まで戦い抜いて自身の100%…120%の力を出すことができた。
今なら私が犠牲にしてきた時間は、費やした苦労は間違いなんかじゃないと胸を張ってそう言える。
そして私たちが信じてきたペン回しは、何一つ間違っていなかった、それを「JapEn15th」が示してくれた。
いくら言葉を探しても今は感謝の言葉しか出てきません。なのでこの辺りで締めたいと思います。
重ね重ねにはなりますが、私に期待及び応援してくださった皆さん、一緒に最後まで戦い抜いた仲間の皆さん、JapEn15th制作委員会の皆様、本当に本当にありがとうございました!
JapEn15th最高
この先何年も最高のJapEnが続くことを信じて
fukrou
JapEn15th 感想
こんにちは、fukrouです。
今回はJapEn15thの感想を書いていこうかと思います。(誤字があったらすみません、ご指摘お願いします)
本編はこちらから↓
神
これだけでこの記事終わらせていいのではないかと思ってしまうくらいです…言葉が出ません、神。
編集はシンプルなが文字出しや色調調整、ブロー等細部までこだわりが見えて最高にかっこよかったです(小並感)。小並感しか言えなくてごめんなさい、でも語彙力がなくなるくらい大好きです。
JapEnという作品がCVから映像作品へと進化を遂げたのではないかと常々思います。
op
初見時は脳が追い付きませんでした。今までにない実写でのスタートに期待が膨らむばかり。目の中に惜しくも落選してしまった動画がちりばめてあるのも演出としていいものではないかと思いました。(落選したことがよかったと言っているわけではありません、語弊があったのであれば申し訳ありません)。あと何度見てもimigaさん決まりすぎ。
あとこのopが実写であることで、この後出てくる立ち回し勢を見た時に違和感なく見れるのではないかと思いました、本当に考えられてる…
出演者へのコメント
・TUv4さん
言うとすればペン回しの進化の象徴。ただの複雑系スピナーじゃなくて「TUv4」という最高に尖ったジャンルが確立してるんですよね。しかもそれをJapEn用に皆に受け入れてもらえるレベルまで寄せつつ余りある個性をふんだんに発揮できている、私はそう感じました。始動のアレリバで心をつかみ中盤の複雑系で魅せて終盤の釣り?でしっかりと〆るという構成もわかりやすくてかなり好きです。初出演おめでとうございます!
・Malimoさん
極まりすぎ①。Malimoさんの動画って見ていて気持ちいいものばかりですが、これは断トツ過去一で気持ちいいと思います。切り替えしテーマのFSをJapEnにぶつけてそれを成功させる技術力やたるや…脱帽です。始動の切り返しもさりげなくすごいことしてるし、ハーフフェイクトソニックあたりで切り返しテーマの導入、2バク後の見せ場切り返し①、ウィンドミルでためてから①の伏線を回収するかの如く行われる見せ場切り返し②、見せ場の後絶妙なテンポの1222、完璧です。後輩として誇りに思います!
・kAttsさん
涙。先行上映の時後ろにいる彼を称賛していたら前半見逃しました。共演を果たそうと約束していただけあってほんとに嬉しかったです。いや…すごすぎる。大技×小技がここまで上手い人はMenowaさん以来なんじゃないかと思います。大技だけでなく小技も努力しているからこそできるスタイル、そう簡単には真似できないと思います。堅実な構成の中に光る大技が最高すぎる…。序盤のレバトリや中盤のハイツア→多回転キャッチ→タメて切り返し、締めの飛ばしてナックル122、見せ場の作り方が最高でした。初出演おめでとう、共演できて本当に嬉しいよ!
・wabi君
一番共演したかった…先行公開も喜びすぎて記憶が曖昧ですが一番叫びました。距離が縮まってから何度も「共演しような」と言っていたので本当に嬉しいです。彼のペン回しへの意欲はおそらく全スピナーの中でもトップクラス、だから今年一年で見違えるほど成長しJapEn出場を果たしたのではないでしょうか。内容もぱっと見のインパクトとスローじゃないとわからない難易度を両立させていて私の理想に近いものです。序盤の5巻き付けや中盤の12から15に飛ばす部分、ナックルスピンから切り返し、ネオバから5で切り返して〆。完成度では他に劣るもののそれをかき消す内容の濃さ、本当にヤバい…間違いなく過去一かと。一緒に戦ってきた仲間として、彼のファンして嬉しく思います。本当におめでとう、よくやった!
・pARuさん
一番見たかったpARuさんでした。もともと大技の技術力はトップクラスでしたが、つなぎ技やアングルなどあと一歩…という印象が今まではありました。でもJapEnという大舞台でそれらを全部ぶっ飛ばしてくるあたり相当な気迫を感じました。余談ですが、リア友にJapEn見せた時一番受けがよかったのはpARuさんでした。序盤の23から45に飛ばす技や伏せハーモニックはもちろん平行世界パームスピンの安定感がありすぎる…締めも5バクairしているのに気が付かないレベルの安定感。最初から最後まで難度の高い大技で完遂していて本当に圧巻でした、初出演おめでとうございます!
・Nk
極まりすぎ③。普段はガスマスクつけてる変人だけどマジでペン回しが上手すぎる。Sz、ROOKIES9でチームメイトになり、JCの時は本当に彼に救われまくりだったので今後活躍して欲しいと強く願ってました。だからこの大舞台で共演できて本当に嬉しいです。内容は序盤~中盤は盛り上がりを抑えつつ高い完成度・美しさを見せて後半の5ウィンドミルから起2バク→ウィンドミルで一気に締めるという最高の流れ。技の完成度をとっても今作トップクラスに加えて全体の構成の良さ・技の新奇性もあって本当えげつない。同じ99年度として、チームメイトとして、ファンとして共演できたことは誇りです。初出演本当におめでとう!
・Lakuさん
NPFの演技見て以来めちゃめちゃ出てほしかったので今年もJapEnの舞台で共演できて嬉しいです。常に進化していく姿には尊敬の意を表します。始動付近で新しい動き入っているし中盤も両手だからこそできる動きがふんだんにあり、締めの釣りも入り方、安定感共に最高でした。今年のトレンドを締めに使うというアイデア、ただ取り入れるだけでなくLakuさんのスタイルにちゃんと落とし込んでいるのも流石だなと言わざるを得ません。3年連続出場おめでとうございます!
・oZoneさん
個人的に1番見たかったoZoneさんでした。右メインでちょいちょい左が加わるスタイルより全然こっちのほうが好きです。WC時代を彷彿とさせる内容はリアタイでWC14を応援していた身としてはたまりませんでした。全体を通して気持ちいい流れ、技に合った環境・アングル等流石の一言。ペンの受け渡しから出るoZoneさんらしさがありつつもあまり見ない両手絡みパスが入っているのがアクセントとなって好きでした。また締めに遊び心あるあの技を持ってこれる勇気、そしてそれが許されるくらいの貫禄は計り知れないと思ってます。今でも憧れの存在には変わりありません、おめでとうございます!
・fukrou
確定演出。招待枠。全てをかけて臨みました。後ほど詳しく書きます。本当にありがとうございました!
・Drowsyさん
Spinfestに続き再び光の梟・闇の泥牛。WT等で今年一番輝いていた一人だと思っていたのでこの舞台で共演できたこと、本当に嬉しいです。WT等あのレベルの動画を量産することは本当に難しく、本当に苦労したかと思われます…そんな状況を微塵も感じさせないトンデモFSを作り出せるのは本当にすごいとしか言えません。FSの最初から最後までwazaが詰まっていて、円軌道の壊し方が絶妙すぎる…締めのタイ式ネオバ→22も鳥肌でした。このスタイルができるのも、完成度全振り時代の積み重ねで得た圧倒的完成度が根本にあって初めて成り立つものだと思います。WTからJapEnまでの過酷な撮影、本当にお疲れさまでした!
・Kayさん・エクストリーム芹川(ocha)さん
神①。新しいペン回しの可能性を見せてくれたと思います。Kayさんの鬼気迫る表情、ochaのパフォーマンス魂が伝わる笑顔、そして二人の個性を生かした演技構成には鳥肌が止まりませんでした。ペン回し以外の視野がある二人だからこそできる演目かと、そしてこの演目をカットなしでできるのは世界でこの二人だけだと思います。WC12から時を経て再びKay・ochaタッグが見れることに幸せすら感じました。ペン回しを始めた時から知らない世界を見せてくれて私にとってあこがれの存在でした。今後とも新たな可能性を、知らない世界をお二方が見せてくれると考えると楽しみでしかありません。共演できて幸せです、お疲れさまでした!
・Menowa*さん
神②。ペン回しを初めて一番最初に知ったペンスピナーがMenowaさんでした。そのあこがれのMenowaさんと共演できたこと、感無量です。いやマジでかっこよすぎるの一言…序盤のシュッ!て両手2軸で持つ部分がかっこよすぎる…。そもそも美しく魅せる両手が上手すぎるしその後も違和感なくペン立てが2回も入っているのも強すぎです。締めなんだあれ…私がやったら間違いなく指が壊れます。
最高の舞台で共演できて、貴方のファンあり続けて本当に良かったと強く思います。一生の誇りです、本当にお疲れさまでした!
・iroziroさん
神③。The lastは色白さんしかいない、そう思いました。何度見ても泣ける…。始動付近の1.5zccで一気に惹きつけ気持ちいい流れの中盤、終盤で切り返しの見せ場を作って〆、完璧すぎます。見せ場の切り返しは新奇性がありつつ、堅実な前半の構成との対比も相まってインパクトは大きかったです。
そして何より、色白さんがトリだからこそこの作品が完成しているのではないかと強く感じました。非対称よりも対象ペンスピナーが増え、より高度な技術や立ち回しなど革新が求められる傾向がある中、色白さんが伝統的にして頂点を見せてくれたと思います。「私たちが信じてきた日本のペン回しは間違っていない」ということを示し証明してくれたと思うと本当に感慨深いです。私含めみんなの希望となることかと思います。共演の約束を果たせて本当に嬉しいです、本当におめでとうございます!
・私のFSについて(動画は↓から)
テーマは限界突破、去年の自分を超えるです。構成でどれだけ見せ場をギリギリまで詰め込めるか、そして見せ場を強調できるように抜きの部分も入れるかを意識しました。
簡単に文字に起こすと、始動→見せ場①→抜き→見せ場②+切り返し→抜き→見せ場③→〆
また、去年とは違う新しい動きを取り入れるということも重視していました。
構成に煮詰まりすぎて始動付近はitezaさんの力を借りました。本当にありがとうございます。
やりたかったこと
・始動:itezaさんのアイデア、昔のインフィニストが使っていた締めを始動に使うのめちゃめちゃエモいな(語彙力)と思いこの技に決定しました。
・カウンター→タイ式:これもitezaさんのアイデア。いくつか技を提案されましたが、今年の流行りかつ一番「fukrouらしさ」が出そうだなと思ったタイ式バクアラを選択。
・タイ式→手起こしウィンドミル:今までにないコンボとして採用。思いついたときは発狂してバジリスクタイムに突入しましたpart1。上のカウンター→タイ式と合わせて見せ場①になるように構成しました。
・ムーンウォークソニック→3sp:見せ場②+切り返しの両立が狙いでした。ムーンウォークソニックはmindさんから。そこからリズムを回収するために3spを二回。3spの二回目は半回転足してグリップ側が持てるように調整。3sp切り返しのアイデアはJapEn12th TMのMalimoさんからです。
・締め付近の34-12-45→45-23-12タイ式ソニック:見せ場③で個人的には最大の見せ場。34からの持ち替えはセルケトさんを見ていたら思いつきました、バジリスクタイムpart2。タイ式ソニックはwabi君からいただきました、彼いなかったらこのFS自体組めてないので本当に感謝です。ポイントは45から23に渡して一呼吸置かずに12へ弾く(伝われ)ところです。
・〆:魂。見せ場からの勢いを切らず、前の内容に負けない締めを目指しました。見せ場から最短で締めに向かうために佐竹ショット、そこからハイツア?→0.5回転足して23キャッチ。最初は普通のハイツアの予定でしたが、私含めそろそろ皆飽きたよなぁということでで変更。撮影で死ぬかと思いましたが変えて正解でした。
確定演出について
私の家にFumiyaさんとReykjavicさんが来て撮影してもらいました。PC開くときの背景がJapEn旗なのがお気に入りポイント。撮影後はどんな感じなんだろうと思っていましたが、予想の100倍かっこよくなっていました。最高です、ありがとうございます!
こんな感じです。招待枠として相応しいFSなのかどうかとずっと気になっていたのですが、割と良さそうなのでほっとしました。本当に苦労したしプレッシャーも大きかったので皆さんのお褒めの言葉が何よりも嬉しかったです。
最後に、過去最大規模にして最高のJapEnに出演できたこと本当に嬉しく誇りに思います。出演者の皆さん、動画提出をした皆さん、そして制作委員会の皆さん本当にお疲れさまでした!!!!!